MacBook Airが欲しくなる病

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Apple Store(Japan)

MacBook Airはどう考えてもメインマシンとして使っていくにはつらいとずっと思っていて、購入対象では無いと自覚していたにも関わらず、今、欲しくなっている。

MacBook Airはさておき、買うならMacBookよりMacBook Proが欲しいと思っていたが、ほとんどデザインについてのみ、自分の中に優位性があると感じている。スペックは非常に魅力的なのだが、全く持ってそこまで求めていない。スペックならMacBookで十分なのだ。

しかしMacBookは何か重たい感じがする。重量の問題ではない。外観がもっさりしている感じがするのだ。一方、MacBook Proはさすがである。アルミの質感は現在PowerBook G4 12inchを使ってる身としては十分に満足がいくことは分かっている。個体としての完成度が高い。ポリカーボネイトでは感じられない、確かな何かがある。

以前、iBook(Dual USB) G3をメインマシンとして使用していた時期がある。すばらしかった。少し前にPowerBook G4 Titaniumが発売され、非常に心揺れ、しかし我慢した結果発表された一撃だった。

iBook(Dual USB) G3のデザインは、後にiBook G4まで継承されていくのだが、その間PowerBook G4 12inchが台頭するのである。

PowerBook G4 12inchはアルミであり小さい。もちろん上位機種である15inchに比べればスペックは落ちるものの、だから何なんだと言い切れるほど魅力のあるMacであった。もっとも、もっと薄く軽量であれば良かったと皆が思ったかもしれないが、それは無い物ねだりであろうと今は思う。

PowerBook G4 12inchは867MHzモデルをすぐに購入。その後1.33GHzモデルも購入することになり、1.33GHzモデルは今現在メインとして使用している。もちろん867MHzモデルも元気に使用している。

思えばいつも、スペックを気にせずMacを選択しているように思う。過去を振り返っても、真剣にスペックを気にしてMacを買っていただろうか?

ではいったい何を気にしていたのだろう。それはスペックではなくデザイン、そしてそれが与える個人的な楽しさである。

Macと言えどPC。PCにスペックではなく、楽しさを優先するとはなんと言うお笑いぐさかと思われる方もいらっしゃるだろう。しかしことはそうそう単純でない。そこにMacの魅力がある。

そう思うと今、Appleから出されているラインナップで楽しめるMacとは何なんだろうか。それはもちろんMacBook Airとなるのではないだろうか。

そんなことを考えていたら、購入対象と見ていなかったMacBook Airが、とても愛おしく感じて来た。