2008 SUPER GT 最終戦 富士 なんちゃってレポート 決勝日レース編

決勝レース。#23 XANAVIは9番手スタートです。自力優勝するには5位以内でフィニッシュすれば良いのですが・・・。

フリー走行で見た限り、#23 XANAVIの直線は第3戦のようなあり得ない遅さは無く、他と戦える程度のスピードは出ていました。なんか安心。

しかし気になるのは雨。結局、この日決勝スタート直前からポツリポツリと雨が降ってきたのですが、このままずっと降り続ける様な感じもなく、レースを混沌とさせる予感がしました。

#23 XANAVIは途中、3位まで浮上したためこりゃチャンピオン確実と思いましたが、雨に左右されて(おそらく)予定より一回多くタイヤ交換を行う結果となり、結局下位に沈み、自力優勝の可能性は消えます。

しかしレースが進むにつれ、ドライバーズチャンピオンの可能性があった#18 TAKATAや#36 PETRONASも可能性から消え、残る敵は唯一、二番手を行く#38 ZENTとなりました。

このまま行けば#23 XANAVIがチャンピオンなのですが、万が一、#38 ZENTがトップを走る#12 CALSONICをかわしてしまうと、チャンピオンは#38 ZENTなってしまいます。

残り10週くらいから祈るように#12 CALSONICの走りを目で追っていました。#38 ZENTとの差がずいぶんとあったため、抜かれる可能性は低かったのですが何しろ雨が降り続いているため、スピンなどのアクシデントが心配でした。

しかしそれは杞憂で、#12 CALSONICは最後まで安定した走りで1位フィニッシュ。この瞬間、#23 XANAVIのドライバーズチャンピオンが決まりました。良かった良かった。

しかし#12 CALSONICはすごいですね。今シーズン優勝が二回です。プライベーターとは思えません。さすがIMPUL。星野監督。ワークスの#22 MOTULよりポイントも上回っています。