ドット抜けのiPhone 5をApple Store渋谷で交換した。#iPhoneJP

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iPhone 4の時、液晶にドット抜けがあったのでダメもとでApple Store渋谷に駆け込んでGeniusさんに相談したところ、すぐに理解してもらい本体ごと交換となりました。(正確には予約していなかったので翌日ですが。)

結局それはドット抜けではなく、製造工程で液晶と本体の間に(←若干不正確)ゴミが入ってしまい、ドット抜けのように見えていたのですけど、世の中ドット抜けの類はしょうがないとしてメーカーは不具合をユーザーに押し付けていたにも関わらず、Appleは速やかに対応してくれ、本当に嬉しかったことを覚えています。


その実績があるので、今回iPhone 5にドット抜けを発見した時も、おそらく何らかの処置をしてくれるだろうと思いそれほど心配していませんでした。

むしろ心配は、

1、いつApple Store渋谷に行くか。
2、補修品の在庫はあるのか。つまり、行ってすぐ交換なり処置をしてくれるのか。

でした。

1は仕事の都合ですぐには動けない状況でしたが、月曜日を今のままの状態で迎えるのはどうにも我慢ならず(ドット抜けを発見したのは発売日当日金曜日)、土曜日にApple Store渋谷のGeniusバーの予約(日曜日)を強行しました。

2が実は問題です。こればっかりは運を天に任せるしかない。iPhone 5では液晶の構造がiPhone 4シリーズと異なるらしいので、その場でパカっとやって頂いて、ささっとゴミを排除するなりなんなりして欲しいのですけど、そういう次元ではなかった場合、やはり何かしらの交換作業が必要になるわけです。

通常の製品の在庫と補修品の在庫は別である認識ですので、補修品の在庫は割りとあると願うばかりなのですが、別件の液晶不具合で盛りがっているのを見ていると、在庫に関してかなりの不安を覚えます。


そんな不安にかられながら当日。予約している時間より30分前に渋谷到着。Geniusさんに予約を伝えたところカウンターに案内されました。それから10分くらいしてGeniusさんが対応を始めて下さいました。

症状を伝え、液晶にナニヤラな点があることを確認して頂き、「気になるようでしたら本体ごと交換します。」と言って頂いたので「お願いします。」と返答。

「ゴミですか?」と聞いたところ、「ピクセル異常です。」とのことで、どうやら今回は純然たるドット抜けのようです。


本体ごと交換とのことで、さてここから在庫の確認となるのです。正直心拍数があがっているのを自覚しました。

かなり長いこと待った気がしますが、あとあとよく考えるとおそらく1分くらいだったかも知れません。Geniusの方が茶色い小箱を持って戻ってきました。

「あ・・・、在庫あったんだ・・・。」

と口には出していませんが、心の中でつぶやきました。


勝って兜の緒を締めよ、をここで引用するのは微妙ですが、実はここからもハードルがあります。ラスボスで大量にMPを使ってしまったのにもう一匹裏ラスボスがいたとか、ラスボスが変身したとか、そんな状況に似ています。


何かというと、その補修品が不具合を抱えているケースです。

液晶しかりボディしかりボタンしかり。

補修品の在庫があったことにうかれ、それらのチェックを怠っては再度ご来店、となってしまい、精神力がもちません。

そこで出来うる限りのチェックを行います。Geniusさんは幸い、別のGeniusさんと立て込んだ話をし始めたのでじっくり確認するチャンスです。


まずは液晶。Safariを起動して新規ページを開きくまなくチェック。

ほとんど変質者です。

液晶に舞い降りているホコリを拭きながら何度も何度もドット抜けがないかチェックします。変質者を超えて異常者かも。

いやいや、妥協してはいけません。

液晶の傷や不具合は、最も精神を痛める要素です。

いっきに愛情が冷めてしまいます。

さすがに5分もチェックはしていませんでしたが、普通の人から比べてかなり異常度の高い時間チェックをし、問題ないことを確認。

他のチェックは常人レベルで済ませ、手書きのサインを済ませました。

実はソフトバンクの3Gが中々受からなくてアンテナの不具合かと心配しましたが、局所的な事態でそれは問題ではありませんでした。


というわけで、かなりの長文になりましたが、早くも2台目のiPhone 5ということで、無事に不具合なしのiPhone 5を手中に収めることができました。

金曜日と土曜日の、吐き気のしそうな2日間から解放され、真のiPhone 5の素晴らしさを現在満喫中です。