“Design is not just what it looks like and feels like. Design is how it works.”
(デザインは見た目や感触だけではない。デザインはそれがどのように機能するかだ。)
– スティーブ・ジョブズ(Apple共同創業者)
2025年9月10日02:00(日本時間)に開催されたApple Event 2025。最近は事前にリークされている製品がそのまま発表ということで、あまりドキドキ感はないのですが、それでもApple Eventには注目です。
個人的に気になっていたのは「iPhone Air」、「Apple Watch Series 11」、「AirPods Pro 3」です。どれも発表されましたね。
史上最薄のiPhone
いや~薄いですね、「iPhone Air」。実機を触っていないため実際のところはわかりませんが、各所の情報をみると薄い。5.64mmは驚異的ですね。ただ、強度は大丈夫かな?と心配になってしまいます。ポケットにいれていて、いつのまにかぐにゃっとなったらシャレになりません。ま、そのあたりは当然織り込み済みで開発しているのでしょうけど。
それにしても薄くてスタイリッシュなだけに、カメラモジュールのでっ張りが気になって仕方がないです。宇宙人か?この先もこれはどうしようもないのか…。
バッテリーが最大24時間持つようになったApple Watch Series 11
目立ったアップデートはない「Apple Watch Series 11」。高血圧に悩んでいる方にはうれしい高血圧アラートが使えるようですが(「Apple Watch Series 9」以降なら使えるようになるらしいので、11固有の機能ではない模様。」)、発売時点ではまたしても日本では使える状態にないです。いったいいつ使えるのやら。
全体的に「Apple Watch Series 10」のマイナーチェンジ感が否めません。チップも「Apple Watch Series 10」と同じ「S10」だし。
ただ、バッテリーが24時間持つようになったところが非常に大きいです。朝からつけてて、帰りが遅くなるとバッテリーが死にかけて、省エネモードに切り替わっていることもしばしば。もっと長く持てばそれはそれでいいですが、24時間持つということは結構な進歩です。
前世代比2倍のアクティブノイズキャンセリングを搭載したAirPods Pro 3
いま使っている「AirPords Pro 2」に何も文句はないですが、アクティブノイズキャンセリング(ANC)が2倍と聞いて、「AirPods Pro 3」には興味津々です。
ANCはよく使います。何に使うって、昼寝の時ですね(笑)。切替操作をしたときの「スンッ」とした音とともに静かな世界に入っていき、安らかな眠りにつけます。この静かな世界がさらに2倍静かになるなんて、昼寝がはかどって仕事どころではありませんね。
バッテリーも「AirPods Pro 2」と比べて2時間から4時間持ちがよくなっています。バッテリーが切れそうな時に鳴る、あの情けない「ポンポロポン」みたいな音ともおさらばですね。
そしてライブ翻訳ができるようです。これ、見送るとかなんとか話があった気がしましたが搭載してきましたか。リスニング、スピーキング、両方に対応しているようなので、異なる言語で会話ができるということになります。ただし、またしても発売時点で日本語には対応していないのですぐには使えません。
それにしても、「デザインは見た目や感触だけではない。デザインはそれがどのように機能するかだ。」を引用した意味が、いったいなんなのかはサッパリわからずじまいでした。