「デリバリーって、便利だけど高いよな…」。そう思って、注文確定ボタンを押すのをためらった経験、ありませんか?僕もその一人でした。でも最近、出前館を使っていると「あれ、『お店価格』?」その正体は、2026年2月から出前館で本格導入が始まったサービスです。今回は、Uber Eatsとのガチ比較を通して、今のデリバリーの「正解」を探ってみました。
出前館の「お店価格」はお安いか?
結論から言うと、「非サブスク会員」なら出前館の方が安くなる確率が極めて高いです。その鍵を握るのが、出前館が猛プッシュしている「お店価格」という仕組み。でも、Uber側も指をくわえて見ているわけではありません。2026年2月から始まった両社の攻防を含め、賢い使い分けを解説してみます。
出前館の「お店価格」とは
出前館の「お店価格」とは、文字通り「店内飲食と同じ(またはそれに準ずる)価格」でデリバリーを注文できる仕組みです。
- 定義: 通常、デリバリーは店側に支払う手数料を補填するため、商品価格に30〜40%ほど上乗せされますが、これを撤廃。
- 探し方: 出前館アプリで「お店価格」のアイコンがついている店舗が対象です。
- 例外: 容器代や包装代として、10円〜50円程度が加算される場合があります。
繰り返しですが「出前館アプリで「お店価格」のアイコンがついている店舗が対象」ですからね。
いつ頃から? 拡大の軌跡
この取り組み、実はかなり慎重にステップを踏んで拡大されてきました。
- 2025年9月ごろ: 地方5都市(つくば、浜松など)で試験開始。
- 2025年11月〜12月: 東京都内8区(新宿、渋谷、港、中央など)へ順次拡大。
- 2026年2月1日: 1都3県(東京、神奈川、埼玉、千葉)を中心に本格導入。
今、アプリに「お店価格」が並んでいるのは、この2月の全国的な大攻勢によるものです。
なぜUber Eatsより安く見えやすい?
ポイントは「商品代金」と「サービス料」の2点です。
- 商品価格の差: 同じ牛丼でも、Uberでは「デリバリー価格(上乗せあり)」、出前館(お店価格対象店)では「通常価格」となるため、2〜3割の差がつきます。
- サービス料の有無:Uber Eatsは注文時にサービス料が上乗せされます(割合や上限などは条件で変わるので、最終画面の内訳で要確認)。一方、出前館は“サービス料”という項目自体は基本的にありません。
送料が同じ300円だとしても、(あくまで一例ですが)1,500円の注文でサービス料等が上乗せされると、Uber Eatsの総額が出前館より高く見えることがあります。こうした「上乗せの積み重ね」が、出前館が安く見えやすい理由のひとつになっている気がします。
比較の一例
必ずしもこうではないですが、「牛たん とろろ 麦めし ねぎしデリキッチン西新宿店」の「ねぎしセット(あつぎり2枚、うすぎり2枚、がんこちゃん2枚)」で比較してみました。


サービス料の有無以前に、歴然たる価格差。「お店価格」強い。
逆転するパターン
ただし、「常に出前館が正解」とは限りません。以下の場合はUber Eatsが有利になることもあります。
- Uber One(サブスク)会員: 2026年2月から、Uber One会員(月額498円/年額3,998円)には「配送手数料0円」に加え「サービス料0円」の特典が追加されました(1,200円以上の注文時)。こうなると、商品代の差額次第ではUberが競り勝つケースも出てきます。(サブスク料金は2026年2月15日時点)
- クーポン: どちらか一方に強力なクーポンが出ている時は、そちらが圧倒的に安いです。
- 距離とピーク料金: 送料はエリアや配達員の需給で変動するため、最終画面でのチェックは欠かせません。
サブスク入っておきながら、それでも出前館より高いとかあったら笑っちゃいますがね。
僕がやってる“比較のやり方”
損をしないために、僕は以下の手順で「1分比較」をしています。
- 両方のアプリを開く: 同じお店(チェーン店など)を両方で検索。
- カートに同じ商品を入れる: 最後に「注文確定」の手前まで進む。
- 総額を比べる: 商品代+送料+サービス料(+現金なら手数料)の合計を確認。
- 【プロの視点】 出前館で現金払いをする場合、別途手数料(110円など)がかかるエリアがあるので要注意です!
まとめ
「デリバリーは高い」という思い込みで、自炊やコンビニで済ませていた人も、一度出前館の「お店価格」をチェックしてみる価値はあります。
「まずは週に1回、よく使うお店を両方のアプリで検索して、総額の差を見てみる」こと。案外、一食分で缶コーヒー数本分の差が出ていることに驚くかもしれませんよ。