1997年にApple株を買っていたら?後悔を“数字”で眺めてみる

1997年のジョブズ復帰でAppleが好きになった僕が、毎年の主な出来事とApple株価(分割調整済み)の推移を重ねて回想。「買っておけば…」の後悔もほどほどに。

Appleの1997年からの株価推移をながめて思いにふける女性

1997年。スティーブ・ジョブズがAppleに戻りました。自分で作った会社を追い出され、そこからまた戻ってくるなんて——当時の僕はジョブズのことを詳しく知りませんでしたが、妙に気になったのを覚えています。

そこから僕はAppleファンになっていくのですが、今日は「もしその時、Appleの株を買っていたら…」という、完全に結果論の話です。

主な出来事とApple株(AAPL)の年末終値を並べてみる

ここから先は、1997年以降の「主な出来事/新製品」と、AAPLの年末終値(USD)+円換算(参考)を、同じ表に並べて眺めます。“読み物”としての表です。

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注釈(重要):円換算は参考値です
円換算は「AAPL終値(USD)×当年12月の平均ドル円(USD/JPY)」としての参考値です。年末当日の為替ではなく、配当・税金・手数料も考慮していません。AAPL(終値USD)も参照元の定義に依存するため、厳密な損益計算には不向きです。

主な出来事AAPL円換算 
1997ジョブズ復帰、再建の狼煙。
Power Macintosh G3(Beige)
0.12¥16
1998“色付きの衝撃”。
iMac G3(Bondi Blue)
0.37¥43
1999“持ち歩けるMac”。
iBook(+Power Mac G4)※Power Macintosh G3(Blue & White)
0.92¥94
2000“尖りすぎた美”。
Power Mac G4 Cube
0.27¥30
2001生活が変わる入口。
iPod(+Mac OS X 10.0 / iTunes)
0.39¥50
2002“首振りiMac”。
iMac G4(フラットパネル)
0.26¥32
2003音楽の買い方が変わる。
iTunes Music Store(+Power Mac G5
0.38¥41
2004iPodが日常へ。
iPod mini(クリックホイール初採用)
1.15¥119
2005“小さくて新しいMac”。
Mac mini(+iPod nano / iPod shuffle
2.57¥304
2006ノートの定番が変わる。
MacBook Pro(Intel Mac化)
3.03¥355
2007“電話の再発明”。
iPhone(米国発売)
7.07¥795
2008超薄型の衝撃 / 日本上陸。
MacBook Air(+iPhone 3G / App Store)
3.05¥278
2009iPhoneが加速。
iPhone 3GS
7.53¥677
2010新カテゴリが立つ。
iPad(+iPhone 4 / Retinaディスプレイ)
11.52¥960
2011スティーブ・ジョブズ逝去
iPhone 4S(Siri搭載)
14.46¥1,125
2012大画面化とLightning端子。
iPhone 5(+iPad mini
19.01¥1,593
2013指紋認証の当たり前化。
iPhone 5s(+iPad Air
20.04¥2,073
2014“サイズと薄さ”の時代。
iPhone 6 / 6 Plus(+Apple Watch発表)
27.60¥3,293
2015腕にApple。
Apple Watch(発売)(+iPhone 6s
26.32¥3,201
2016イヤホンが“普通に無線”。
AirPods(+iPhone 7 / FeliCa対応)
28.96¥3,359
201710周年の大刷新。
iPhone X(+iPhone 8
42.31¥4,778
2018さらなる成熟。
iPhone XS(+Apple Watch Series 4
39.44¥4,425
2019普段使いが快適になる世代。
iPhone 11(+AirPods Pro
73.41¥8,010
2020Macの大転換。
MacBook Air (M1)(+iPhone 12 / 5G対応)
132.69¥13,773
2021“Proの復権”。
MacBook Pro 14/16 (M1 Pro/Max)(+iPhone 13
177.57¥20,213
2022ラインナップの層が厚くなる。
MacBook Air (M2)(+iPhone 14 / Apple Watch Ultra
129.93¥17,529
2023空間コンピューティングへ。
Apple Vision Pro(発表)(+iPhone 15 / USB-C)
192.53¥27,721
2024Apple Intelligenceが登場。
iPhone 16 / iPhone 16 Pro(+Apple Watch Series 10 / AirPods 4
250.42¥38,518
2025“エントリーiPhone”刷新。
iPhone 16e(+秋:iPhone 17 / iPhone 17 Air / iPhone 17 ProAirPods Pro 3Apple Watch Series 11
271.86¥42,387
2026年初の話題として。
AirPods Pro 3 (Year of the Horse Edition)

もし1997年に買っていたら?(※超単純モデルの試算)

先ほどの表に示したAAPL(終値)と円換算を折れ線グラフにしたものです。

ここからは、あくまで「結果論の後悔」を一度“数字”にして眺めてみます。配当・税・手数料・為替・株式分割などは無視した、かなり乱暴な試算です。さらに、そもそもこの表の終値が分割調整済みかどうかも不明です。

超単純な倍率(表の終値ベース)

  • 1997年:0.12 USD
  • 2025年:271.86 USD
    → 単純倍率:271.86 ÷ 0.12 = 約2,265.5倍(要確認:分割調整の有無)

この数字だけ見ると、そりゃあ…と思ってしまう。でも、当時の僕がこの未来を“知っていた”わけじゃない…ですがやっぱ買っておけばよかったと。

例1:1997年に$1,000分買っていたら(概算)

  • 1997年の株価0.12 USDで、$1,000 ÷ 0.12 ≒ 8,333株相当(端数は概算)
  • 2025年の株価271.86 USDなら、8,333 × 271.86 ≒ 約$2,265,000(概算)

繰り返しますが、これは超単純モデルです。

例2:1997年に10万円分買っていたら(円換算“参考”のまま概算)

この表の円換算(参考)をそのまま使うと、

  • 1997年:1株 ¥16
  • 2025年:1株 ¥42,387
  • 10万円 ÷ ¥16 ≒ 6,250株
  • 6,250 × ¥42,387 ≒ 約264,918,750円(約2.65億円)

…数字としては想像を遥かに超えたものになりました。でも、これも“参考”の上に“超単純”。だからこそ、ここで止めておきます。

まとめ

まとめるもなにもアレですが、1997年の0.12 USDから2025年の271.86 USDへ、表の終値ベースで単純に割り算すると約2,265.5倍——という数字になりました(要確認:分割調整の有無)。同じ前提で、$1,000分や10万円分を当てはめると、概算はさらに大きく見えます。ただ、ここまで書いておいて言うのも変ですが、これは配当・税・手数料・為替・株式分割などを無視した“超単純モデル”で、円換算も参考です。だから、なんて言いますか、架空(?)の話でもあります。

それでもやっぱり「買っておけばよかった」と思ってしまう。完全に結果論だし、当時の僕がこの未来を知っていたわけでもない。それでも、年表と数字を並べると、プロダクトの節目がそのまま自分の記憶の節目になっていたことに気づきます。iMacの色、iPodの手触り、iPhoneを初めて触ったときの感覚、AirPodsが“普通”になった日常。

あなたにとっての「Appleの節目」は、どの年でしたか。

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